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	<title>パリビジューティエの１２ヶ月 &#187; 『やっぱりお花見』</title>
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		<title>『やっぱりお花見』</title>
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		<pubDate>Thu, 21 Jul 2011 12:34:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[belepi]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[『やっぱりお花見』]]></category>
		<category><![CDATA[季節外れな季節の風物詩]]></category>

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		<description><![CDATA[季節の風物詩4〜フランスの中の日本 四月の風物詩は『お花見』、フランス的には桜の木の下でピクニック。 パリで桜といえばパークドソーparc de sceaux 、桜が見事な公園。そう聞いたからと訪れてみると、ソー公園内は広く、桜の木が植わっているのはどうやら敷地の極一部。日本のように親切に「こちらが桜の場所ですよ」と示す目印など当然無く。なので、どの方向へ歩いて行けば良いのかわからない。 ところが耳をすましていれば迷う事なく行き着けるとくる。耳？鼻ならまだしも、それこそ花の香りがするとかね。なに犬じゃあるまいし。いや、だから簡単な話。日本語が何処とも無く聞こえて来たら、それについて行けば良い。 ４月の陽気で公園はかなりの人出。そんな中でも、母国語センサーは、犬の鼻なみにするどく日本を嗅ぎ分ける。というか日本語に反応せずにはいられない。切れっぱしの会話が、ふと横切った香りに気付くように意識の中に飛び込んで来る。 お目当ての桜を特に探すということも無くフワフワ歩く。行楽日和、家族連れも多くのんびりムード満点。そのせいか、リラックスして来て脳がフランス語の解読をしたがらない。耳には、次第に際立って来る日本語、導かれて、無事、桜の木の下へ。 そこは、ちょっとした日本人村状態。フランス人もわずかに見受けられる。両者共に、敷物をお尻の下に敷いて、お弁当を食べて、輪になってだんらん中。つまりお花見ですね。パリにいようと花は咲く、申し合わせたように集う姿が微笑ましいではないか。ちなみに、隅っこの方で誰かが木の根方に寝そべってるのを見つけると、大抵がフランス人カップル。ああロマンチックだ。お弁当もお尻の下の敷物もないようだが、酔っぱらって休んでいるわけではない。 パリの日本と言えば、オペラ座近くの rue Sainte Anneサンタンヌ通り周辺、日本関係のお店が立ち並ぶ。寒い日にはおうどんを食べたり、暇つぶしに日本の雑誌を立ち読みしたり、お陰で意外とホームシックにかからない。ちなみにこの地域はジュエラーに言わせると、ジュエリー下請けアトリエ街だ。もっとも、時代とともに多くの工房が閉めてしまったらしいが。街は、所属しているコミュニティーによって見え方が違ってくる。 在仏５年目の春、パリの桜も５度目。今や、仕事先で会うのは皆フランス人、歯の詰め物が取れたならば近所のフランス人歯医者へ、妊娠したらフランス人妊婦に混じって出産準備水泳教室へ。関わりを持つ共同体の比重は、日本からフランス社会へと確実に移り…。渡仏直後に語学学校で知り合った日本人友達は大方が帰国した。そして同時にフランス人の友達が出来た。こんなふうに新たな居場所を見つけて行くのだけど、それでもなお、だからこそ在仏日本人社会の存在を感じると心強い。なぜなら、フランスでは移民なのだから。フランスで生きる覚悟をし、まだ死ぬ覚悟はないのだけど…同郷そんな言葉が響きを増し出し。 一般的に言うとフランス人は、『お花見』なんて知らないよってなもんで、桜に対しても特別な感情移入はない。ところが、ここでは文句なくパリ４月の風物詩。”誰かさん”が見つけたパリだもの。 パリの桜も、日本の桜同様に人を開放感でウキウキさせてくれる。だけど、妖艶さや、不思議なあやうさを感じさせない。桜の下でふと涙が出て来たり、意識が遠のいて、気がふれそうなかんじに落ちることはない。この感覚こそ桜なのだけど、それをフランス人に説明するのは難しい。忘れがちだけれど桜はサクランボウの木の花である。そして大抵のフランス人は、この花のむしろ実の方に興味がある。 フランスでは桜というと日本、エキゾチックなイメージがある。そして石を彫刻しジュエリーを作るのが私の仕事。桜の花をモチーフにするからと、石選びから相談された。そのうちの一つのために選んだ石はローズクウォーツ。一口にローズといっても色合いは様々。ピンクでもなく紫でもない、微妙な灰がかった色合いを提案、それでサクランボウの花ではなくて、日本の桜を作りたいと申し入れた。 以前に手掛けた桜のジュエリーは、オパールローズ製。それはそれはロマンチックで私のボス、”フランス人”フィリップの世界が濃く反映された。だからそれに対して、”日本人”の私、の思う桜を表現してみせたかった。 パリの桜はいずれ、郷愁の桜としてジュエリーになるのだろうか。 じゃあ後でね、と言い合ったお花見のお相手がやってこない。間違いなく桜の下に居るのにな、おかしい。電話をかけると場所を間違っていたらしい。実は、白い桜の庭と濃いピンクのに別れていて、それらは少し離れた場所にある。どうやらもう一つの方に居たらしい。待ち合わせには花の色を確認すべし。それから、残念ながら花の色までは日本語を辿って行ってもわからないので、違う方の色についた場合はおとなしく人に訪ねるべし。それからそれから、公園内の犬は侵入禁止だ。 プチフランス語講座：fleur de cerisier[フルードスリズィエ] (桜の花） quartz rose[クワーツローズ] (ローズクウォーツ） opale rose[オパールローズ] (ローズオパール）]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<h3><strong>季節の風物詩</strong>4〜フランスの中の日本</h3>
<p><a href="http://belepi.com/blog/wp-content/uploads/2011/10/IMG_0178-1200x900.jpg"><img class="size-thumbnail wp-image-430 alignleft" title="IMG_0178-1200x900" src="http://belepi.com/blog/wp-content/uploads/2011/10/IMG_0178-1200x900-e1317481203714-150x150.jpg" alt="" width="200" height="200" /></a>四月の風物詩は『お花見』、フランス的には桜の木の下でピクニック。</p>
<p>パリで桜といえばパークドソーparc de sceaux 、桜が見事な公園。そう聞いたからと訪れてみると、ソー公園内は広く、桜の木が植わっているのはどうやら敷地の極一部。日本のように親切に「こちらが桜の場所ですよ」と示す目印など当然無く。なので、どの方向へ歩いて行けば良いのかわからない。<br />
ところが耳をすましていれば迷う事なく行き着けるとくる。耳？鼻ならまだしも、それこそ花の香りがするとかね。なに犬じゃあるまいし。いや、だから簡単な話。日本語が何処とも無く聞こえて来たら、それについて行けば良い。</p>
<p>４月の陽気で公園はかなりの人出。そんな中でも、母国語センサーは、犬の鼻なみにするどく日本を嗅ぎ分ける。というか日本語に反応せずにはいられない。切れっぱしの会話が、ふと横切った香りに気付くように意識の中に飛び込んで来る。</p>
<p>お目当ての桜を特に探すということも無くフワフワ歩く。行楽日和、家族連れも多くのんびりムード満点。そのせいか、リラックスして来て脳がフランス語の解読をしたがらない。耳には、次第に際立って来る日本語、導かれて、無事、桜の木の下へ。</p>
<p>そこは、ちょっとした日本人村状態。フランス人もわずかに見受けられる。両者共に、敷物をお尻の下に敷いて、お弁当を食べて、輪になってだんらん中。つまりお花見ですね。パリにいようと花は咲く、申し合わせたように集う姿が微笑ましいではないか。ちなみに、隅っこの方で誰かが木の根方に寝そべってるのを見つけると、大抵がフランス人カップル。ああロマンチックだ。お弁当もお尻の下の敷物もないようだが、酔っぱらって休んでいるわけではない。</p>
<p>パリの日本と言えば、オペラ座近くの rue Sainte Anneサンタンヌ通り周辺、日本関係のお店が立ち並ぶ。寒い日にはおうどんを食べたり、暇つぶしに日本の雑誌を立ち読みしたり、お陰で意外とホームシックにかからない。ちなみにこの地域はジュエラーに言わせると、ジュエリー下請けアトリエ街だ。もっとも、時代とともに多くの工房が閉めてしまったらしいが。街は、所属しているコミュニティーによって見え方が違ってくる。</p>
<p>在仏５年目の春、パリの桜も５度目。今や、仕事先で会うのは皆フランス人、歯の詰め物が取れたならば近所のフランス人歯医者へ、妊娠したらフランス人妊婦に混じって出産準備水泳教室へ。関わりを持つ共同体の比重は、日本からフラ<a href="http://belepi.com/blog/wp-content/uploads/2011/10/IMG_0183-1200x9001.jpg"><img class="alignright size-thumbnail wp-image-432" title="IMG_0183-1200x900" src="http://belepi.com/blog/wp-content/uploads/2011/10/IMG_0183-1200x9001-150x150.jpg" alt="" width="200" height="200" /></a>ンス社会へと確実に移り…。渡仏直後に語学学校で知り合った日本人友達は大方が帰国した。そして同時にフランス人の友達が出来た。こんなふうに新たな居場所を見つけて行くのだけど、それでもなお、だからこそ在仏日本人社会の存在を感じると心強い。なぜなら、フランスでは移民なのだから。フランスで生きる覚悟をし、まだ死ぬ覚悟はないのだけど…同郷そんな言葉が響きを増し出し。</p>
<p>一般的に言うとフランス人は、『お花見』なんて知らないよってなもんで、桜に対しても特別な感情移入はない。ところが、ここでは文句なくパリ４月の風物詩。”誰かさん”が見つけたパリだもの。</p>
<p>パリの桜も、日本の桜同様に人を開放感でウキウキさせてくれる。だけど、妖艶さや、不思議なあやうさを感じさせない。桜の下でふと涙が出て来たり、意識が遠のいて、気がふれそうなかんじに落ちることはない。この感覚こそ桜なのだけど、それをフランス人に説明するのは難しい。忘れがちだけれど桜はサクランボウの木の花である。そして大抵のフランス人は、この花のむしろ実の方に興味がある。</p>
<p>フランスでは桜というと日本、エキゾチックなイメージがある。そして石を彫刻しジュエリーを作るのが私の仕事。桜の花をモチーフにするからと、石選びから相談された。そのうちの一つのために選んだ石はローズクウォーツ。一口にローズといっても色合いは様々。ピンクでもなく紫でもない、微妙な灰がかった色合いを提案、それでサクランボウの花ではなくて、日本の桜を作りたいと申し入れた。<br />
以前に手掛けた桜のジュエリーは、オパールローズ製。それはそれはロマンチックで私のボス、”フランス人”フィリップの世界が濃く反映された。だからそれに対して、”日本人”の私、の思う桜を表現してみせたかった。</p>
<p>パリの桜はいずれ、郷愁の桜としてジュエリーになるのだろうか。</p>
<p>じゃあ後でね、と言い合ったお花見のお相手がやってこない。間違いなく桜の下に居るのにな、おかしい。電話をかけると場所を間違っていたらしい。実は、白い桜の庭と濃いピンクのに別れていて、それらは少し離れた場所にある。どうやらもう一つの方に居たらしい。待ち合わせには花の色を確認すべし。それから、残念ながら花の色までは日本語を辿って行ってもわからないので、違う方の色についた場合はおとなしく人に訪ねるべし。それからそれから、公園内の犬は侵入禁止だ。</p>
<p>プチフランス語講座：fleur de cerisier[フルードスリズィエ] (桜の花）<br />
quartz rose[クワーツローズ] (ローズクウォーツ）<br />
opale rose[オパールローズ] (ローズオパール）</p>
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