<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>パリビジューティエの１２ヶ月 &#187; 『スペシャリストの手によって』</title>
	<atom:link href="http://belepi.com/?cat=31&#038;feed=rss2" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>http://belepi.com</link>
	<description></description>
	<lastBuildDate>Sat, 23 Aug 2014 22:19:21 +0000</lastBuildDate>
	<language>en-US</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=4.2.39</generator>
	<item>
		<title>『スペシャリストの手によって』</title>
		<link>http://belepi.com/?p=126</link>
		<comments>http://belepi.com/?p=126#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 20 Jul 2011 12:55:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[belepi]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[『スペシャリストの手によって』]]></category>
		<category><![CDATA[プロフェッショナルな世界]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://belepi.com/blog/?p=126</guid>
		<description><![CDATA[プロフェッショナルな世界のこと3〜C＊＊＊＊＊＊、パンテールのように Dessinateliste、Modéliste、Fondeur、Bijoutier、Joialliere、Sculpteur、Lapidaire、Sertiseur、Graveur、Polisseur、Plaquer、Fileteur これらは全てビジュー製作に関わる職業名で、ざっと挙げてみた。小さなビジューだが、ウィンドーや写真でみるだけでは想像出来ない、たくさんのスペシャリスト達の手によって作られている。 そして、ビジュー製作の流れは大まかに言うとこの通り。 まずデザイン画、マケット作り、ワックス原形作り、鋳造。金属に変わったこれの地肌、形を整える。宝石を留めるための準備をし、飾りを施す。留め金部分やしかけの細工をしたり、全てのパーツが巧く組み立てられるように調整する。その一方で宝石を必要な形や大きさにカットしたり、彫刻する。そして、石留め、磨き、模様や文字彫り、色の調整を行い、組み立てて出来上がり。 このように複数のスペシャリスト、多くの工程で成り立っている。職種ごとにそれぞれ独自にアトリエを構えているので、ジュエリーはいくつかのアトリエを完成までに巡ることになる。 また、一口にアトリエといっても様々で規模やスタイルに違いがある。例えば大きなメゾンの専属下請けとして、シリーズ物を手掛けるアトリエもあれば、コレクション用の一点物を扱うアトリエもある。一工程だけを扱うアトリエがあれば、また大きく全体をカバーするアトリエもある。 「C＊＊＊＊＊＊のアトリエで働く事がビジューティエとして最高に名誉なことで、自分はそのためにキャリアを積んだんだ」と語るC＊＊＊＊＊＊の職人のインタビューを昔読んだ。C＊＊＊＊＊＊の宣伝雑誌だったんだろうけど、心に残っていたので同僚に聞いてみた「それは本当か？」と。ところで、大きなメゾンは外に下請けアトリエを持ちつつ、社内に自前の職人を抱えるのが普通。C＊＊＊＊＊＊のアトリエとは社内の工房のこと。C＊＊＊＊＊＊の社員である。さて答えは、同僚によると、名誉だろうが退屈かもしれないとのこと。作業の細分化が進んでいると聞いた。つまりその結果、品質と共に効率の向上が測られているのだろう。でも、いつも同じ工程部分を担当するのみなんてつまらない。出来るだけ広い範囲の工程を受け負う方が、作業の種類に幅が出来て飽きない。同感。それに、なにより広い視野でビジュー製作に関われる。その方が好き。 またビジュー製作には、物理的な作業以前に、ブランド自体を扱う作業が存在する。C＊＊＊＊＊＊のような、大きく古いメゾンでは特に重視される。ブランドの伝統と責任感がビジューと一体になって輝くためには外せない。だからここの働きが ”C＊＊＊＊＊＊のビジュー” を創ると言える。 しかしその一方で、リーダーシップや誰かの輝かしいひらめきは活かされず、綿密な会議があまりに強い役割を果たしている印象がある。大きな組織は組織すること自体に莫大なエネルギーを使うのだろう。 コミッションを通過しなかったために、計画が一時期止まっていると聞かされる。また、忘れた頃になってディレクターからOKが出たとか出なかったとか。お客様にうけが良くてもC＊＊＊＊＊＊らしくないなんて営業部の意見が聞こえて来たり。製作に直接携わらない部分の影響力は大きく、かつそれをこちらからは予測できない。 仕事の進み具合がどうであろうと、節目には計画をこのまま進めるのか、それとも変更をするのか、製作現場を離れたとこで検討されるのが常。それらの働きが必要で重要な機関であることは間違いない。が、時として重い。やる気があって士気が上がっているのに、のしのしと歩かされているかんじ。待ってる間にインスピレーションも熱気も逃げて行く。もう少し管理を緩めて身軽に動かせてくれてもいいのに。こっちもプロフェッショナルなのだから。それに、こういう委員会が行われる場所こそクリエイションを行う職業として位置づけられているのはどういうことか。メゾン全体の方向づけとビジュー自体の製作は質の違う仕事。だけど両方がうまく噛み合ってこそ双方共に生きて来る。だったらどちらもクリエイティブな仕事じゃないか、でもそうは認められていないと感じる。もっと自由と尊敬を感じたいとこだ。 C＊＊＊＊＊＊クラスの完成度を持つ正統派ビジューは、最初からその姿で存在し続けてきたかのようなすました顔をしている。でもこの世の物は例外なく、この世に陰も形も無い所から始まる。こんなことを思うと見えて来るのは、C＊＊＊＊＊＊の歴史が持つ魅力と重苦しさ。たった今製作しているビジューであっても、それ自身が存在する以前から続いて来たブランドの歴史をビジューは既に背負っている。 なんてクラッシックな世界、パンテールのように軽やかにね。 プチフランス語講座： commission[コミッション](委員会）、création[クレアッシオン](創造） classique[クラッシック](正統派の、古典的な、伝統的な／模範的な、典型的な） panthére[パンテール](彪）]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<h3><strong>プロフェッショナルな世界のこと3</strong>〜C＊＊＊＊＊＊、パンテールのように</h3>
<p>Dessinateliste、Modéliste、Fondeur、Bijoutier、Joialliere、Sculpteur、Lapidaire、Sertiseur、Graveur、Polisseur、Plaquer、Fileteur</p>
<p>これらは全てビジュー製作に関わる職業名で、ざっと挙げてみた。小さなビジューだが、ウィンドーや写真でみるだけでは想像出来ない、たくさんのスペシャリスト達の手によって作られている。</p>
<p>そして、ビジュー製作の流れは大まかに言うとこの通り。</p>
<p><img src="http://belepi.com/blog/wp-content/uploads/2011/07/30042009686-150x150.jpg" alt="" title="30042009686" width="200" height="200" class="alignleft size-thumbnail wp-image-444" /></a>まずデザイン画、マケット作り、ワックス原形作り、鋳造。金属に変わったこれの地肌、形を整える。宝石を留めるための準備をし、飾りを施す。留め金部分やしかけの細工をしたり、全てのパーツが巧く組み立てられるように調整する。その一方で宝石を必要な形や大きさにカットしたり、彫刻する。そして、石留め、磨き、模様や文字彫り、色の調整を行い、組み立てて出来上がり。</p>
<p>このように複数のスペシャリスト、多くの工程で成り立っている。職種ごとにそれぞれ独自にアトリエを構えているので、ジュエリーはいくつかのアトリエを完成までに巡ることになる。</p>
<p>また、一口にアトリエといっても様々で規模やスタイルに違いがある。例えば大きなメゾンの専属下請けとして、シリーズ物を手掛けるアトリエもあれば、コレクション用の一点物を扱うアトリエもある。一工程だけを扱うアトリエがあれば、また大きく全体をカバーするアトリエもある。</p>
<p>「C＊＊＊＊＊＊のアトリエで働く事がビジューティエとして最高に名誉なことで、自分はそのためにキャリアを積んだんだ」と語るC＊＊＊＊＊＊の職人のインタビューを昔読んだ。C＊＊＊＊＊＊の宣伝雑誌だったんだろうけど、心に残っていたので同僚に聞いてみた「それは本当か？」と。ところで、大きなメゾンは外に下請けアトリエを持ちつつ、社内に自前の職人を抱えるのが普通。C＊＊＊＊＊＊のアトリエとは社内の工房のこと。C＊＊＊＊＊＊の社員である。さて答えは、同僚によると、名誉だろうが退屈かもしれないとのこと。作業の細分化が進んでいると聞いた。つまりその結果、品質と共に効率の向上が測られているのだろう。でも、いつも同じ工程部分を担当するのみなんてつまらない。出来るだけ広い範囲の工程を受け負う方が、作業の種類に幅が出来て飽きない。同感。それに、なにより広い視野でビジュー製作に関われる。その方が好き。</p>
<p>またビジュー製作には、物理的な作業以前に、ブランド自体を扱う作業が存在する。C＊＊＊＊＊＊のような、大きく古いメゾンでは特に重視される。ブランドの伝統と責任感がビジューと一体になって輝くためには外せない。だからここの働きが ”C＊＊＊＊＊＊のビジュー” を創ると言える。</p>
<p>しかしその一方で、リーダーシップや誰かの輝かしいひらめきは活かされず、綿密な会議があまりに強い役割を果たしている印象がある。大きな組織は組織すること自体に莫大なエネルギーを使うのだろう。</p>
<p>コミッションを通過しなかったために、計画が一時期止まっていると聞かされる。また、忘れた頃になってディレクターからOKが出たとか出なかったとか。お客様にうけが良くてもC＊＊＊＊＊＊らしくないなんて営業部の意見が聞こえて来たり。製作に直接携わらない部分の影響力は大きく、かつそれをこちらからは予測できない。</p>
<p>仕事の進み具合がどうであろうと、節目には計画をこのまま進めるのか、それとも変更をするのか、製作現場を離れたとこで検討されるのが常。それらの働きが必要で重要な機関であることは間違いない。が、時として重い。やる気があって士気が上がっているのに、のしのしと歩かされているかんじ。待ってる間にインスピレーションも熱気も逃げて行く。もう少し管理を緩めて身軽に動かせてくれてもいいのに。こっちもプロフェッショナルなのだから。それに、こういう委員会が行われる場所こそクリエイションを行う職業として位置づけられているのはどういうことか。メゾン全体の方向づけとビジュー自体の製作は質の違う仕事。だけど両方がうまく噛み合ってこそ双方共に生きて来る。だったらどちらもクリエイティブな仕事じゃないか、でもそうは認められていないと感じる。もっと自由と尊敬を感じたいとこだ。</p>
<p>C＊＊＊＊＊＊クラスの完成度を持つ正統派ビジューは、最初からその姿で存在し続けてきたかのようなすました顔をしている。でもこの世の物は例外なく、この世に陰も形も無い所から始まる。こんなことを思うと見えて来るのは、C＊＊＊＊＊＊の歴史が持つ魅力と重苦しさ。たった今製作しているビジューであっても、それ自身が存在する以前から続いて来たブランドの歴史をビジューは既に背負っている。</p>
<p>なんてクラッシックな世界、パンテールのように軽やかにね。</p>
<p>プチフランス語講座：<br />
commission[コミッション](委員会）、création[クレアッシオン](創造）<br />
classique[クラッシック](正統派の、古典的な、伝統的な／模範的な、典型的な）<br />
panthére[パンテール](彪）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://belepi.com/?feed=rss2&#038;p=126</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
	</channel>
</rss>
